2022.06.14

新型コロナウイルス感染症(クラスター:感染者集団)収束への経過をお知らせします

数日間発熱があった同室利用者4名の抗原検査を令和4年5月2日(月)の午後に協力医療機関からの往診を受けて実施した結果4名の「陽性」が確認されました。これを受けて、当苑の感染症対策が始まりました。
宮古保健所を初め、各関係機関への感染者発症の報告を行うとともに嘱託医(柴野院長)の指示で、済生会岩泉病院:村上総看護師長、感染管理専門看護師である鈴木看護師からゾーンニングやPPE(個人防護具)、これからの初動対応について、きめ細かく指導を受けました。中でも感染対策のタスクフォース(岩手医科大学 医学部 救急・災害医学講座 助教 藤原弘之先生)の施設へ数日間の常駐時には「必ず、この感染対応には終わりが来ます。」との言葉を信じ職員一丸となって取り組みました。藤原先生は施設から引き揚げてからも、毎日の定時連絡による助言、時にZoom会議を開催しての情報共有を行って頂きました。<何でも相談できる安心感>
5月7日時点での感染状況は、利用者:9名・職員:12名の発症が確認されました。それ以降、二度のPCR、随時の抗原検査で新たな発症者が確認されなかったことを受けて5月30日に収束を迎えることが出来ました。
介護職員等の勤務調整、業務の組み立て、防護具の適切な着用、親睦会による職員支援(エナジードリンクとアイス等々にほっとする、つかの間)など、皆さんからたくさんのご協力とご支援をいただき感謝いたします。

5月の出来事担当者:副苑長 佐々木 誠